今日はパレットジャーナルと呼ばれる手帳活用法で有名なMarieさんの著書「英語が身につくちいさなノート術」をレビューします。
著者:Marieさんとは?
著者のMarieさんは、英語・中国語・韓国語を学んでいる女性で、デジタルツール使いが得意な方です。
ご自身が学ばれた語学情報とwebやガシェットツールなどの情報をまとめたブログを運営されています。
パレットジャーナルと呼ばれる手帳についての情報が有名で、手帳術やノート術の著書が多数また語学についての取材記事で紹介されることが多い方です。
【先週の記事】日経WOMAN2020年9月号「人生を逆転させる大人の勉強術」に登場しています https://t.co/phStI4Ne3K
— Marie (@marie__100) August 13, 2020
こちらが日経womanの記事です。
私も英語学習に活かせるガシェットツール情報で、よくMarieさんのブログは参考にさせていただいています。
「英語が身につく ちいさなノート術」のざっくり内容
全体のざっくり内容はこんな感じです。
Marieさんご自身の語学学習が、子育てと仕事をしながらの忙しい中だったので効率化重視の方法が多いです。
ムダな作業をできるだけ減らし、ちょっとした工夫で、ポジティブに学習を続けていく
引用元:英語が身につくちいさなノート術 P2
カラフルで綺麗なノート術について知りたい方には向いていない本であることを、最初にMarieさんご自身が触れています。
まとめると、忙しい合間を縫っての学習が必要な社会人には取り入れたいノート術が紹介されています。
英語学習の具体的な手順は書かれていなく、学生時代とは違った社会人に適したノート活用法を知りたい方におススメです。
Marie流ノートの3原則
Marieさんはパレットジャーナルと呼ばれる手帳を中心に、様々なノートや手帳を活用されています。
時間がないなかで結果を出すことが必要だったMarieさんは、ノートには3つの原則があると言っています。
1. 手を動かして覚えるためのもの
2. 問題を解いて正誤をチェックし、気づきをメモするためのもの
3. 書くことで情報を整理し振り返るためのもの
3原則について、Tomokoの実際に使っているノートなどを紹介しながら説明していきますね。
1. 手を動かして覚えるためのもの
手を動かして覚えるものとしては、具体的には以下のものが思いつくのではないでしょうか。
英単語を書いて覚える
ディクテーション
英作文の模範解答を写す
Tomokoがここでやっているのは英作文の模範解答を写す、です。
下の写真は、英検1級英作文問題の模範解答を写したところです。
目の負担を減らす効果を期待して、緑色のボールペンで書くようにしています。
目・耳・体で覚えることが狙いで、英文を声に出しながら書き写しをしています。
単語帳についての記載がありましたが、私自身は単語はアプリを使ってやるのであまり参考にはなりませんでした。
本に紹介されている方法は、自分に適した方法のところのみ真似すればよく全部同じ方法を採用する必要ないです。
2. 問題を解いて正誤をチェックし、気づきをメモするためのもの
ここでは英検・TOEICなどの問題集に向き合っているときの内容ですね。
私は英検1級の過去問題を週末に解いていますが、その時にノートを活用しています。
Marieさんの紹介方法とほぼ同じです。
コピーした問題をノートの左側に貼り付け、未知の語彙や気づきを左ページに記入します。
正解を導くための大事なヒントは赤で印をつけています。
その他、関連情報や問題集に記載された学習ヒントなどもどんどん書き込みをしていきます。
最終的には過去問の疑問はこのノートを見ればすべて解決され、復習が効率よくできる状態になります。
難点なのは、コピー代にお金がかかることでしょうか…。
MarieさんがTOEIC問題集での方法論を書いていますので、P72~81あたりの写真は参考になりますよ♪
3. 書くことで情報を整理し振り返るためのもの
英語学習における情報整理には、学習計画と実施状況や苦手単語・問題のピックアップなどがあてはまるにではないでしょうか。
その他にこれまでに学習した量が確認できること、もここに入ってきます。
学習計画については私も手帳を使っています。
私はほぼ日手帳を使っており、月間のページに何をやるのか書くようにしています。
ほぼ日手帳には、問題集のどこをやるのかを書く必要があるものだけ、記載をしています。
学習時間の管理はGoogleカレンダーを使っています。
水色が英語学習タスクで、赤色はその他の個人的なタスクで、色分けをすることでパッと見で分かるようにしています。
英語学習者さんたちの評価について
発売当初からかなり話題の本でした。
Twitterでも多くの方が、高評価をしていました。
「英語が身につく ちいさなノート術」
今から読みます(๑’ᴗ’๑)
趣味でやってる韓国語や英語の勉強に取り入れていきたい✨ pic.twitter.com/n0Rt9julfF— 凛桜❨りお♔.゚❩文好部NO.613 (@rio_rio_0323) June 15, 2019
壁に描けるやついいな… うっかり消せないところに描いちゃいそう😂 『英語が身につくちいさなノート術』のなかみ(というかボツネタ) https://t.co/GzXttoxTQg
— Ayako Miyazaki (@sdfg158) February 8, 2019
アメブロを更新しました。 『英語が身につくちいさなノート術(Marie 著) <本>』 #英語が身につくちいさなノート術 #英語学習コーチhttps://t.co/AovBGzSXsX
— まゆみん!🍀キャリコン×直感×英語コーチ=かけ算で生きる (@mayu_pooh) February 20, 2019
気を付けたいこと
私自身、学習ツール・文房具大好き人間です。
ノート術などについてもかなり同類の本を読んでいます。
ノート術などの本で必ずといっていいほど紹介されるのは、モレスキンやロールバ-ンといった高価な外国製ノート。
見た目もいいし、高級感があるものへの憧れは理解できますが、こと英語学習にこのような高価なノートは必要ありません!
私自身、形から入るのが好きでモレスキンもロールバーンもロディアも使ったことがあります。
しかしどのノートも長続きしませんでした。
・値段が高くて買い続けるのが難しい
・近くの店に売っていない
・書き味がイマイチ
・サイズが外国独特で使いづらい
継続して使うにはマイナス要素が私には多かったです。
なので現在はブランドにこだわりはなく、ホームセンターで5冊セットになっているような安いノートです。
高級ノートとして使っているのは、ほぼ日手帳くらいです。
見た目のカッコよさより、継続性、使い勝手にこだわりましょう♪
特に手帳術等で紹介されるようなカスタマイズや装飾にのめり込みすぎるのも危険です。
まとめ
本で紹介されていることを全部取り入れる必要はありません。
読んでみて気になったコトからまずは試してみてくださいね♪
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