TOEICと英検どちらがいいのでしょうか?

英検かTOEICか

tomoko
やり直しEnglish応援隊長のtomokoです♪

英語の資格試験と言えば、TOEICそして英検の2つを挙げる方が多いのではないでしょうか。

ではこのTOEICと英検、どちらを受験したほうがいいのでしょうか?

ぺん太郎
TOEICと英検を徹底比較してみるよ!
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TOEICについて

TOEIC
まずはTOEICについてご紹介をします。

一般的にTOEICというと、ListningとReadingの力を測定するTOEIC LRを指します。

TOEICにはSpeakingとWritingの力を測定するTOEIC SWや初心者向けにTOEIC LRをさらに易しくしたものなど種類がいくつかありますが、今回はTOEIC LRに集中して記事を書いていきます。

試験内容はListning 約45分(時々46分だったりするので) Reading75分

得点は5点刻みで最高990点です。(満点は1000点ではなく、あくまでも990点)

マークシート方式で200問を解いていきます。

問題構成は、リスニングがPart1~Part4 リーディングがPart5~Part7です。

詳しくはTOEICの公式サイトにてご確認ください。(下記画像は公式サイトからの抜粋です)

受験者数は回によってばらつきはありますが7万~14万人程度。(下記画像は公式サイトからの抜粋です)

会場によりますが年間10回受験が可能です。

TOEICのメリット


受験の機会が多いことがTOEIC最大のメリットです。

英検は年3回に対し、TOEICは会場にもよりますが10回受験ができます。

受験参考書も英検に比べて非常に豊富なのもメリットです。

英検の受験参考書というと、旺文社の過去問、その他ジャパンタイムズ社など数えるほどしかありません。

それに対しTOEICの参考書は毎月のように新刊がでますし、著者もたくさんいて選ぶのに苦労をするぐらいです。

参考書の量の比較は書店でコーナーの広さを見ても一目瞭然です。

試験結果が点数で表示されるのも、比較的良いメリットではないでしょうか。

英検はリニューアルされてTOEICのように総合得点のようなスコア表示的なものもありますが、「合格」か「不合格」かと運命の分かれ道みたいな感じがあり、「不合格」の3文字を見た時の心理的ダメージはTOEICのスコアが落ちた時よりもやはり大きかったと言えます。

TOEICのデメリット


TOEIC LRは聞く力と読む力の測定に特化しているので、話す力と書く力は測定ができないところがTOEICのデメリットとなります。

話す力と書く力も試してみたい場合はSW試験も受験することとなり、こちらの費用は約1万円かかります。

LRの倍近い費用を追加出費となるのでなかなか受験を躊躇する方も実は多く、これもデメリットと言えます。

試験対策学習をしていても、取り組み方によってはスコアをあげるためだけの学習方法となっている場合があり英語力を底上げしていない場合があることもデメリットの1つです。

試験問題がワンパターンで長文を読んでいても面白みがないこと。

試験結果が2年という有効期限がある。

英検について

英検
2020年から英検CBTという新方式のものが出るようですが、今回は昔からある実用英語技能検定についてのみ触れたいと思います。(以下、英検と表記します)

英検とは5級~1級と受験級があります。

年に3回開催

3級以上は2次試験にSpeakingテストいわゆる面接試験があります。

TOEICがリスニングとリーディングに特化しているのに対し、英検の特徴は4技能全部を測定するところだと言えます。

受験者数は1級の場合は、年間3万人程度。

英検のメリット

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英検のメリットは4技能全部を測定する試験のため、試験対策をしながら読み書き話す聞くの4技能すべてをトレーニングすることが可能なことです。

アカデミックな内容の長文が多く、読むたびに「へ~」と思え、TOEICに比べて問題を解くことが楽しいところもメリットと言えます。

英検のデメリット

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逆に英検のデメリットは年に3回しか開催がされないので、受験チャンスが少ないところです。

また受験費用も1級ですと9500円、2級でも6500円とTOEICに比べて高額

リピート受験割引なんてものもありませんし、1次試験免除で2次試験から受験しても費用は全く同じです。

対策本もTOEICと比較するととても少なく、デザイン1つとってみても昔ながらの、質実剛健な雰囲気あふれる本が多いのでなかなかモチベーションがあがらないのもデメリットと言えます。

TOEICと英検のスコアを比較

英検TOEIC比較
こちらのサイトでTOEICスコアと英検の級を比較しているものが掲載されております。

私の経験からいうと英検準1級を合格したころはTOEIC880点前後でした。

私の友人知人のスコアをご紹介させていただくと1級合格するころにはTOEIC950点を超える力がある人が多かったようです。

TOIECと英検どちらが難しいのか?

どちらが難しいのか?という質問には、英検のほうが難しいとお答えしています。

まず覚えるべき単語で比較をしてみると、TOEICの場合900点以上を取ることを想定した時は中学生レベルの単語に追加してTOEIC頻出単語を1000語程度覚えれば十分です。

一方、英検は準1級合格を想定した場合は準1級専用の単語本だけでもすでに1800近い単語と熟語が掲載されています。

しかもそれまでに受験した2級や準2級レベルの単語ももちろんマスターしたうえでのお話です。

英文のジャンルですと、TOEICについてはビジネスよりの内容や新聞記事と毎回似たような内容です。

特にリスニング問題は似たような話の流れが多く内容を推察しやすいです。一方英検はアカデミックな内容となります。

歴史や科学的な内容が頻出分野もあり、過去問題も出されたりもするようですが、内容を推察しにくいところもありTOEICに比べると圧倒的に難しいと言えるでしょう。

TOEICと英検どちらを受験すればいいの?

ここまでTOEICと英検のメリット・デメリットを確認しましたが、結局どちらを受験すればいいのでしょうか?

会社より一定のTOEICスコアを求められている場合は、TOEIC一筋でいきましょう。

また転職するときに履歴書に書きたい場合もTOEICを受験したほうがよいです。

スコアで英語力を示すためというのもありますが、仕事をしながらも英語学習を習慣化できるスキルがあることや、必要であれば頑張れる底力がある人だとアピールするのにTOEICのスコアは役立ちます。

英検受験をおすすめする方は、読む聞く話す書く力をまんべんなく伸ばしたいタイプです。

英語講師を目指している方はTOIECも英検もどちらも受験をすべきです。

逆に仕事で使う予定もなく、転職する予定もなく、試験そのものが好きでない方はどちらも受験しなくていいと思います。

もちろんTOEICのスコアがあったりしたほうが万が一の時に役立つことがあるのは事実ですが無理に受験しなくても問題ありません。

まとめ

tomoko
吹き出しの内容今日はTOEICと英検の比較し、どちらがいいのか?について考えてみましたがいかがでしたか?

試験内容として難しいのは英検です。

学習をしやすい環境は受験回数の多さ、対策本の豊富さという点でTOEICです。

昇進や転職狙いの方はTOEICを受験しましょう。

バランスよく英語力を鍛える狙いの方は英検を活用しましょう。

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この記事を書いた人

英語でキャリアチェンジできた子育てママ(娘2人)
●34才の専業主婦が中学校教科書から英語学習をやり直し
 ⇒44才で外資系営業職に転職⇒47才フリーランスに
●TOEIC900点・英検準1級取得
●プログラミング学習もしています

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