- 自分が書いた英文がネイティブに伝わるものか不安…
- 英文日記を始めたけど、いつも同じことばかり書いている…
こんなお悩みないですか?
そんな時に利用したいのが英文添削サービスです。
今日は英文添削サービスの英語便・Fruitfl English ・アイディー3社を徹底比較します。
英文添削サービスとは?
英文添削サービスとは、提出した英文を文法的な誤り・綴りの誤りを含め、英語表現として違和感のあるものを修正やアドバイスをしてくれるサービスです。
料金は無料のものから有料のものまであります。
また添削してくれる英文については、サービス会社によりますがTwitterのつぶやき、日記といったプライベートなものから学術論文のようなものまでさまざまなジャンルに対応をしています。
最近では、英検の英作文対策に特化した個性的なサービスもあるよね!
ピッタリの英文添削サービスを選ぶポイント
英文添削サービスでもたくさんあることをご紹介しましたが、自分にピッタリのサービスを選ぶポイントとはなんでしょうか?
英語学習教材を選ぶ時と同じようにポイントがあります。
添削して欲しい英文のジャンルは何か
まず自分が添削して欲しい英文のジャンルは何か、はっきりさせましょう。
特に英検1級の英作文はアカデミックライティングと呼ばれる論文スタイルで書き上げることが必須です。
この場合は添削する講師側も高い能力が求められますので、無料のサービスを利用することは避けるべきです。
また英作文をするときのネタに困ってしまうという方には、課題提出する形のサービスを選ぶといいでしょう。
写真描写をしたり、いわゆる日本語文を英文にする和文英作文といった書く内容に困らないように課題をあらかじめ決めてくれているコースも各スクールでは用意されています。
誤りをどのように指摘して欲しいのか
提出した英文に対して、誤りをどのように指摘して欲しいのか、自分のニーズも明確にしましょう。
提出した英文を文法等の誤りを確実の指摘がされ、他にいろんな表現方法を提示してほしいタイプでしたら安価なサービスでは難しいです。
また日本語でしっかり解説は無料のサービスではできません。
英文法の誤り等はそれほど指摘してくれなくても大丈夫で、あくまでも伝わる英文レベルに修正を希望する場合は安価なサービスでも大丈夫です。
英文日記のちょっとした誤りを指摘して欲しい、日記に対してコメントが少しあればいい程度でしたら無料のサービスを利用するのもありでしょう。
価格
価格を比較する際には、ベースとなる価格表記の仕方を確認しましょう。
つまり1単語〇円 なのか 1アルファベット〇円 なのか ということです。
This is a pen.
という英文を添削してもらう場合に
1単語ごと価格が発生する場合は、この時は4単語で換算されます。
1アルファベットごとの場合は、10アルファベットで換算されます。
これで大きく価格が異なってきます。
また、チケット制なのかポイント制なのかも確認しましょう。
「1チケット200語まで」というチケットの場合は、50語だけ提出するとやはり損をした気分になります。
自分がどれくらいの語数を毎回提出できそうなのか、ある程度見込みをしておいたほうがいいでしょう。
ポイント制の場合は、チケット制に比べて長い文を提出する際には割高になります。
ただしチケット制にあるような〇〇語出さないと損してしまう!というような感情がなくなり、出した量で添削をしてもらえるのでそういった面ではメリットがあります。
講師がネイティブなのか、日本人なのか
添削担当講師がネイティブなのか、日本人なのかもサービスを選ぶ際のポイントとなります。
ネイティブに近い表現を学びたいのならばネイティブ講師を選択したほうがいいです。
しかし英検1級英作文対策など場合は逆に英検のことをよく知る日本人講師のほうが安心な場合もあります。
英検をこれまでに1度も受けたことのない先生に添削をしてもらっても、英検ならではのコツを聞くことができません。
また日本人講師ならば解説はもちろん日本語でしてもらえます。
日本語の細かいニュアンスを伝えたい、解説をしっかり理解したい場合は日本語講師を選べるサービスを検討してみてはいかがでしょうか。
チケット/ポイントの有効期限があるのか
購入したチケット/ポイントの有効期限がどれくらいあるのかも確認しましょう。
メニューによっては有効期限がないサービスを提供している会社もありますが、通常は有効期限を設定している会社のほうが多いです。
その際には「無期限だからいい」「有効期限が短いからダメ」と判断せずに、自分がどれくらいのペースで提出できるのか、また有効期限などの制限があったほうが提出する性格だ!なども考慮して選びましょう。
3大英文添削サービス
最近は英文添削サービスを提供する会社がとても増え、自分にピッタリのサービスを選ぶの大変な状況です。
ですので今回は3大英文添削会サービスに絞ってご紹介をします。
どこも老舗と呼ばれる会社なので、突然の倒産によりサービス提供中止!とはなりにくい会社と思われます。
今のいちおしは、フルーツフルイングリッシュです。
英語便
【特色】
英語便は、講師がプロのライターや英字新聞のジャーナリスト、海外・国内の大学教授、大手企業のビジネス専門講師などが担当して講師の質がいいところが特徴です。
添削ポイントを貯めると、洋書をプレゼントしてもらえます。
【コース】
・スタンダードコース
一般的な英文添削コースです。
チケット50枚19800円から選択が可能です。
添削チケット1枚で200文字(アルファベット1文字づつでカウント)され、英検1級英作文問題だと1回の添削で6~7枚チケットが必要となります。
・ビジネスEラーニングコース
海外とビジネスメールを通じてやりとり をする必要のある方、また近い将来に海外とビジネスを行う予定のある方向けに開発された、 実践的な英文Eメールを学ぶためのEラーニングコースです。
本当にビジネスの現場で使える表現を厳選したテキスト9冊を活用しながら、メールのタイトルの書き方から学ぶことができます。
6か月間で23枚の添削チケットがついて34800円です。
・アカデミックライティングコース
アカデミックライティングの基礎から応用までをしっかり学ぶコースです。
6か月間で添削チケットが10枚付いて25000円です。
英検対策のために、論文形式の英作文を基礎から学びたい人はアカデミックライティングを選びましょう。
スタンダードコースでは、英文日記、課題が決まっている英文、課題もなく自由に作文できる部門などあってその時の気分で取り組む部門を選ぶことが可能です。
解説と講師からの提出した英文へのコメントが必ずもらえますが、すべて英文です。
ユーザーが中上級者が多めなことが特徴で、課題も他のスクールに比べてちょっと難しめだよ!
Fruitful English (フルーツフルイングリッシュ)
今一番利用をしている添削サービスは、
フルーツフルイングリッシュです!
【特色】
Fruitful English (フルーツフルイングリッシュ)は、添削チケットに有効期限がないのが最大の特徴です。
2013年に日本e-Learning対象を受賞。
様々なサービスを提供している。
【コース】
コースが多すぎるので、代表的なもののみ絞りますね。
定番商品としては、有効期限なしの添削チケット購入コースと英文日記コースの2つ。
・添削チケットコース
添削チケットは6枚2750円~で1枚のチケットで600文字まで対応です。
チケットがお得に買えるキャンペーンはよくあり、そのタイミングを利用すればさらにお得に利用できます。
添削だけでいい、解説までしっかりして欲しい場合を選択ができます。
・英文日記コース
英文日記コースは1週間に1回~毎日提出の頻度を選べ、550円/週~7260円/月までとあります。
日記コースより、チケットコースのほうが断然おすすめです。
アイディー
【特色】
アイディーは、ビジネス向けの翻訳を提供している会社も運営しています。
料金がポイント制。
講師はよくネットで募集をしており、英文添削の世界のレアジョブ的な印象が強い。
【コース】
自由英作文から写真描写、課題提出、Eメール添削まで一通りそろっている。
チケット制ではなく、ポイント制か定期券制を採用しています。
・ポイント制
英文の種類、添削だけか解説もつけるかによって細かく消費するポイントが変わります。
・定期券制
ポイント制以外にも定期券という支払い方法もありますが、英文の種類によって利用できるものとそうでないものがあるので気を付けましょう。
英文添削サービスの添削結果を徹底比較
紹介した英文添削サービス3社とも私は利用経験がありますので、私が提出した英文を見ながら添削結果を徹底比較してみましょう。
添削結果を見比べてみましょう
まずは、私が書いた原文と、各サービスの添削結果を見てみましょう。
[原文]
Firstly, it denies the right to life. Everyone has right to live even though the person is criminal. And nobody has right to kill someone.
[英語便]
Firstly, it denies the right to life . Everyone has a right to live even though the person is a criminal. At the same time, nobody has the right to kill someone.
[フルーツフルイングリッシュ]
Firstly, it denies the right to life. Everyone has a right to live even though the person is a criminal. At the same time, nobody has a right to kill someone.
[アイディー]
Firstly, it denies the right to live.Everyone has right to live even though the person is criminal.And nobody has right to kill someone.
注目すべきポイントは、アイディーの添削です。
the right to lifeをliveにしてきていますが、一般的にはlifeを使うことのほうが多いようです。
またthe person is a criminalの部分、原文がaが抜けていることを指摘が入っていません。
今回たまたま質の悪い講師にあたってしまったのかもしれませんが、3社の結果を比較すると残念ながらアイディーの講師の質は3社のうちでは最低ランクと評価をしなくてはならないようです。
添削結果画面での比較
では、添削結果画面での比較をしてみましょう。
[英語便]
[フルーツフルイングリッシュ]
[アイディー]
フルーツフルイングリッシュをおススメするポイント・改善してほしいポイント
3大英文添削サービスで結局どこがベストなのでしょうか?
用途によってベストなスクールは変化はしてきますが、今回は「初めて英文添削サービスを利用する人」という点で考えてみました。
英文添削サービスを初めて利用してみる方には、フルーツフルイングリッシュをおススメします!
おススメするポイントと、改善をして欲しいポイントは以下になります。
おススメするポイント
・いろんなジャンルの英文を提出可能
どんな英文を添削して欲しいのかまだはっきりと決まっていない時は、いろいろなジャンルの提出がOkなサービスがベストです。
・チケットの有効期限なし
英作文という形でのアウトプットを始めたころは、とても時間がかかるものです。
1週間に1回しか提出できない場合もあるでしょう。
なので有効期限がないサービスを選んだほうが得策です。
・料金がお得
添削サービスを利用し始めのころは、解説がしっかり入るよりはどんどん英文を提出したほうがいい時期です。
価格がお得なほど気軽に英文を提出できたほうがいい時期とも言えるでしょう。
改善して欲しいポイント
・添削返却されるタイミングがまちまち
講師によって返却されるタイミングが異なりますが、早くて24時間以内という場合もありましたし、3日程度かかった場合もあります。
必ず早く返却をして欲しい場合は別途料金を支払うことで要望ができますが、余計にお金がかかってしまうので、ここはマイナス評価ですね。
・会報誌が郵送でくる
入会をすると会報誌が郵送されてきます。
家族にあまりこういったことを知られたくないタイプの人には嫌なサービスです。
郵送費をここでかけるくらいなら、チケットを1枚でも余分にサービスしてくれたほうがいいと正直なところ私は感じました。
この会報誌については、Twitterでも不満の声を発見いたしました!
英作文のやり方は1人では習得できないので、オンラインでできる会社を探していた。その中でフルーツイングリッシュやってみたけど、オススメしない。なぜなら家に謎の紙ベースの会誌が送られ手くるから。教材の勧誘をするところは信用してない。
— Hiro@外資系エンジニア (@HKK_note) June 13, 2019
英語便とフルーツフルイングリッシュを使い分けしています。
私は、英検準1級試験対策を始めたころにに英文添削サービスの利用をスタートしました。
最初はフルーツフルイングリッシュから利用開始し、最終的には英検の添削は英語便に、その他の添削はフルーツフルイングリッシュにと2つのサービスを使い分けしました。
フルーツフルイングリッシュの添削返却が遅いこと、そして添削の内容が講師によってバラつきがあり、どうも英検1級の英作文はこのスクールは苦手じゃないかという印象を受けたからです。
「論文対策」はおすすめできない
実は、各種資格試験の英作文対策向けのカリュキュラムとして「論文対策」も用意されています。
英検対策で提出したところ、以下の項目で評価がされ、さらに詳しい解説をもらえました。
さらに、文法的な誤りを補足するための解説、言い換え表現のバリエーションなども別途詳しく教えてもらえました。
ただし、サービス価格は通常時のおおよそ3倍かかり、英検1級の英作文では通常チケット3枚消化するところ、9枚消化しました。金額換算では5000円近く支払いをしたことになります。
英検などの試験向け英作文対策といっても、必ずしも「論文対策」として添削提出する必要はなく、格安な「自由英作文」カリュキュラムとして提出が可能です。
詳しい説明が不要な人、なるべく安く英作文対策をしたい人は「自由英作文」として添削提出をし、添削講師は「日本人講師」を選ぶことをおすすめします。
日本人講師を選ぶと、とても重要な部分だけと限られますが文法事項や言い換えの提案もしてもらえるのでそのアドバイスだけでもかなり勉強になります。
まとめ
初心者におすすめは、フルーツフルイングリッシュです。
英文添削サービスとして有名な3社、英語便・Fruitful English ・アイディーのすべてを李承した経験がありますが、私のおススメはフルーツフルイングリッシュです。
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しかしあくまでも個人的な評価なので、人それぞれの好みによりこの評価は変わってくるはずです。
どこのサービスも無料でお試しができますので、できるだけトライアルしてから決めたほうがよいでしょう。
複数のサービスを比較するときのコツとしては、わざと同じ英文をそれぞれのサービスに提出することです。
各サービスの得意・不得意や特に講師の質については比較がしやすくなりますよ。
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