「英文多読を始めたのはいいけど、お金がかかって続きそうにない~!」と感じていませんか?
私も英文多読を始めた当初は本屋でちょっとづつ購入していましたが、「このペースではお金がかかってし続かない」と試行錯誤し、結果あまりお金をかけずにエポスカードを利用して100万語到達しました。
語数制限本は600冊以上読みましたが、かかった費用は2万円もしていないかと…(あまりはっきり覚えてません、ごめんなさい)
今日はこの試行錯誤して実践した方法に、科学テクノロジーが発達した今だからできる(おおげさ?)方法をプラスしてお金をかけずに多読をする方法をまとめました。
英文多読はお金がかかりそうだな~と悩んでいる方に役立つ記事ですので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
無料・お金をかけずに英文多読する方法
結論をサクッとお伝えすると以下の通りです。
・無料アプリを利用
・オンラインサービスを利用
英文多読は語数制限本を読まなければならないわけではありません。
視点をちょっと変えてみれば、あまりお金をかけずに、場合によっては完全無料で英文多読ができます。
そもそも英文多読とは?
そもそも「英文多読ってなんですか?」という方のために簡単におさらいしておきましょう。
英文多読とは、英文をたくさん読んでいく英語学習方法の1つです。
ルールはいたってシンプルな3つで、これが英文多読3原則と呼ばれる超重要事項です。
・辞書は引かない
・分からないところはとばす
・楽しめない本はやめる
自分が好きな内容を、とにかくたくさん読んでいくという学習法です。
詳細については以前書いた記事を読んでみてくださいね。
ではここから、さらに詳しく解説していきます。
図書館を利用
近隣の図書館で多読制限本を借りる方法で、私が一番おススメしています。
英文多読に力をいれている図書館はたくさんあり、英文多読コーナー設置して、時には多読セミナーを開催しているところもあります。
英文多読コーナーがある図書館を調べたいときはココで調べられます。
あるいは近隣図書館のホームページを開いて確認してみましょう。
静岡県浜松市の図書館ホームページですと、こんな感じで英文多読コーナーを紹介していました。
(参照元:https://www.lib-city-hamamatsu.jp/service/tadoku/index.html)
例えば大学の図書館。
実はここは意外と穴場です!
語彙制限本を取り揃えている大学図書館もあるので、近くに大学がある方は一度調べてみる価値ありますよ!
図書館が一番いいのは分かったけど、多読コーナーがある図書館が近くにないよ!と感じる方もいらっしゃることでしょう。
図書館の相互利用サービスというものがあります。
これはいつも利用する図書館では蔵書していなくても他の図書館に蔵書がありそれを借りられるサービスです。
多読学習をしている方はよくこのサービスを利用していますよ。
図書館は自分が住む都市以外の都市でも貸出カードを作ってもらえる施設があります。
なので自分が住む地域の図書館に多読本がなくても、近隣都市の図書館を調べてみましょう。
例えば…働いている方ならば勤務先のあるエリアはどうでしょうか?
相互利用サービスはやはり中身を確認せずに借りるので、ちょっとその点がデメリットといえます。
図書館で申し込み用紙を記入したりと手続きが必要なので、気軽に借りることができないのもデメリットと言えるでしょう。
「近く」にない場合は、この「近く」という点を諦めてみると、いいかもしれません。
各県には県立図書館という立派な施設があります。
大規模図書館なら英文多読用のコーナーもあるのではないでしょうか。
施設によって異なるかもしれませんが、5冊程度を2週間借りられるはずです。
英文多読初心者ならば2週間で5冊もあれば、十分な量です。
私は英文多読を始めた当初は、車で片道1時間くらいかかる図書館に2週間に1度のペースで通いました。
図書館に到着したら1時間~3時間程度は館内で多読本を読み、それから利用できる最大5冊を借りるというサイクルを繰り返しました。
片道1時間ですからね~、「5冊だけではもったいない!」と思ってました。
正直なところタダで済ませたいなら、時間をかけるしかありません。
近くにない、お金もない、で諦めるのではなく妥協できるところからアプローチしてみましょう。
多読の有料サービス
英文多読の有料サービスは以下のものがあります。
多読本レンタルサービス
ブッククラブ
オンライン多読サービス
Polyglotsの有料プラン
多読本レンタルサービス
昔からあるサービスですが、英文多読用(主に語彙制限本)を郵送で貸し出ししてくれるサービスがあります。
残念ながら私は利用したことないので詳細は不明ですが月単位で有料会員になると、郵送で本を届けてくれます。
Parkside Book Clubさんとか、英文多読にもってこいのシリーズは一通りそろっていてよさげですね!
その他にも「英文多読 郵送」とか「英文多読 レンタル」で検索してみると情報が出てきますのでググってみてください。
ブッククラブ
東京住まいの友人が利用していたので知ったのですが、先に紹介した宅配レンタルではなく手に取って自分で本を選べて借りれるブッククラブというサービスもあるようです。
残念ながらこのサービスは、東京や名古屋などの大都市にあることが多いです。
また大人向けのクラブもありますが、主流は子供向けが多いようです。
こちらも「ブッククラブ」で検索してみると情報がでてきます。
オンライン多読サービス
オンライン多読サービスは、E-book(デジタル本)をネット上で読めるサービスです。
英語学習者向けに易しめから中級程度の本を提供していて、およそ月額1000円程度で利用できます。
レプトンリーディングファーム
レプトンリーディングファームは私も1か月だけですが利用したことのあるサービスです。
1か月1000円程度でデジタル本を読み放題可能でした。
読むだけでなく、実は音声も聞けるので多読と同時に多聴ことも可能です。
ターゲットが小学生のようで、HPも含め利用できる本も子供が気に入るようなものばかりなのが難点でしょうか。
本を読み始める前に、物語の中で使われている単語学習を事前に済ませるステップがありそれが面倒でした。
とはいえ1か月1000円でネットにつながる環境であれば学習できるので、まずはお金をかけず時間もかけずに多読をやってみたい!という方にはおススメしたい方法です。
eステーション
eステーションは多読の森などを運営している会社:コスモピアが提供する多読サービスです。
1か月900円程度で、読み放題聞き放題となります。
こちらは、実はオンライン英会話ネイティブキャンプ
私はネイティブキャンプでカランメソッドをやっていた最中にこのeステーションを利用してました。
社会人対象を意識しているのかHPも蔵書も大人でも楽しめるものが、レプトンより多い印象でした。
ただしあくまでも中級レベルまでの蔵書が、残念なところです。
英検準1級や1級レベルは一切ないので、ここは要注意です。
まぁ、ここまでくると語彙制限本の枠を超えていろいろ手が出せるのでサービス提供の対象外となってもいい感じですが…。
Polyglotsの有料プラン
スマホアプリのPolyglotsはご存知ですか?
このアプリはネット上の英文記事を使って多読をしていくものです。
Polyglotsには有料プランがあり、それを利用すると英文多読向けのラダーシリーズがアプリで読むことが可能です。
月額500円程度で利用可能です。
残念な点は、ラダーシリーズすべてが読み放題ではないことです。
ラダーシリーズの蔵書が少なすぎるので、あくまでもちょっとお試しで読をやってみたい方向けです。
語彙制限本のラダーシリーズにこだわらずに、スマホでさっと隙間時間に英文を読みたい方にはとても便利なアプリです。
無料でも十分に初心者から上級者まで実用に耐えるものなので、一度ダウンロードして使い勝手を試してみてはどうでしょうか。
語彙制限本を安く購入する方法
レンタルやオンラインのサービスはよく分かったけど、紙の本を購入したい場合は何かいい方法はないの?と思われるかたもいることでしょう。
この場合は中古本で探すか、Kindle本で買うくらいしか思いつかないです。
中古本ならAmazonあるいは、メルカリで購入ですね。
本を置くスペースもない人はやはりKindle本がベストな選択肢となります。
私の知人で、10万円近くお金をかけて一気に多読本を読み漁り、読み終わったら売りに出していた人がいました。
半額以上の値段で売れて、2年間で5万円くらいで学習できた計算になります。
まとめ
一番いいのは図書館を利用することです。
有料でもわずかな出費で利用できるサービスもあるので図書館利用が難しい場合は有料サービスの利用も検討してみましょう。
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