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英文多読は何から始めればいいの?100万語を読んだ私がまとめる英文多読の始め方

リーディング洋書
tomoko
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やり直しEnglish応援隊長のtomokoです♪

私はこれまでに100万語以上の英文を多読しました。
そのおかげで洋書を1冊読むきれるようになりました。

ペーパーバックをおしゃれなカフェで読んでいる人に憧れたことはありませんか?

TIMEや英字新聞を通勤途中で読んでいる人カッコイイなぁ~と思ったことはありませんか?

私もやり直し英語学習を始めたことは、スタバでペーパーバックを読んでいる姿に憧れ、英字新聞を毎朝広げているビジネスマンをみてカッコイイ!と思いました。

しかし本のジャンルやご自身の興味の範囲によってペーパバックを読むのに必要なリーディング力は変わりますが、1冊読み切るには簡単ではないことはお気づきのことでしょう。

私もやり直し英語学習を始め大人向けのペーパーバックを買ってはみたものの、最初の10ページ程度で挫折していました。

ですが、とある方法を取り入れたことで、洋書を1冊読み切る力を得ることができました。

その方法とは…「英文多読」です。

今日は、ペーパーバックを読めるようになるのに大いに役立った学習法の英文多読について何から始めればいいのか?ご紹介します

正直言うと時間はかかりますが、確実にリーディング力がつく、洋書を1冊読み切る力はつきますのでぜひトライしてみてくださいね。

英文多読とは?

この記事で英文多読とは、私が取り組んできたSSS(Start with Simple Stories)式多読のことを指します。

<多読(Extensive Reading 略してER)とは、文章を分析しないで大意を把握する読書法です。 SSS(Start with Simple Stories)式の多読法は、従来不可能であると思われてきた英語初級者でも楽しく始められ、楽しく続けられる多読法です。

英文多読とは100年前からある手法で、1990年頃から電気通信大学の酒井邦秀准教授により上級者のみに許された学習法をより多くの人に広げるためにSSS英語学習法として大学や中高生に対して実践をし、高い効果を上げたのがSSS式多読です。

ちなみに、日本語を学習している外国の方々は「tadoku」と呼んで、日本語をたくさん読みながら学んでいるそうです。

英文解釈法の本がちょうど技術を学ぶ時間であるとするなら、この多読は実際にバッターボックスでバットを振る感じ。

実践あるのみでどんどん読んでいこう!というイメージです。

英文多読で英語力は上がるのか?

多読の効果

英文を多読しただけで英語力は上がるのか?疑問に感じる方も多いでしょう。

愛知県にある豊田高専での実践結果が学術論文でまとまっており、そちらがこの英文多読の影響力について触れています。

論文によると多読を進めていくほどTOEICの点数も伸びたことが書かれています。

多読に取り組まれている英語学習者は多く、そのほとんどの方が「多読は効果があった」と言っています。

実は私もSSS式多読がおススメする多読用図書を600冊以上読んだ経験があり、この経験があったからこそぺーバーバックが読めるようになりました。

多読を始める前はTOEICの点数で言うと520点でしたが、600冊ほどの多読本を読んでからはTOEIC700点代後半を継続的にとれるようになっていました。

TOEIC試験対策もしていたのですべてが多読の効果とは言えませんが、多読の効果による影響はありました。

ぺん太郎
ぺん太郎
Tomkoが洋書を1冊読み切る力ができたのは、英文多読のおかげなんだね!

英文多読で得られる5つの効果

英文多読で得られる効果は以下の5つがあります。

・英文を返り読みせず頭から読んで理解ができるようになる
・リーディング速度が上がる
・英単語を暗記しようとしなくても覚える
・スピーキング力がつく
・リスニング力がつく

私の経験ではリスニング力とスピーキング力Upには実感がないので、正直なところ分かりません。

しかし、「英文を返り読みせず」という効果には大いに同意します。

英文多読のやり方

SSS式多読には「多読3原則」というものがあり、その多読3原則が英文多読のやり方の基本を示したものです。

・辞書は引かない
・分からないところは飛ばして前へ進む
・つまらなくなったら止める

この3原則は、酒井氏が「快読100万語ペーパバックへの道」で提唱したものです。

辞書は引かない


「辞書は引かない」とは、絶対に辞書を引いてはいけないというわけではありません。

ストーリーを理解するのにどうしてもキーワードとなっている単語については読書を中断して調べるか、読書を終了してから調べてもよいとしています。

辞書を何度も引かないと意味がつかめない英文を読むのではなく、辞書なしでも読めるレベルのものを選んで読みましょうというものです。

「やさしくたくさん」というルールがこのSSS式多読にはあります。

ちなみにこの「やさしくたくさん」、略して「やさたく」については元ジャパンタイムズ記者の伊藤サム氏が提唱したものです。

やさしくたくさん」の定義は
(超)やさしい英語をたくさん(あるいは繰り返し)聞いたり読んだり(話したり書いたり)し、
だんだんレベルを上げていく

知らない単語がでてきても、周辺の単語でなんとなく意味が想像できます。

そして多く読むことでその知らない単語が使われている場面に何度も遭遇をします。

何度かお目にかかっているうちにその意味を英文のまま理解ができているのです。

因みに英文多読本の最も易しいレベルにLibraryという本があります。

この本では図書館の絵が何枚も書かれていて、物語最後のページに「Library」の文字がやっとでてきます。

しかも「Library」のほかに英文も英単語も出てきません。

しかし、本を読んできた中で図書館の絵を何枚もみているので例えば「Library」と言う英単語が読めなくても何を指している単語かは推測ができる、ということです。

この作業を多読ではこなしていくことで、英単語を辞書を引かずとも自然に覚えるというのです。

分からないところは飛ばして前へ進む


「分からないところを飛ばして前へ進む」読み方は、SSS式多読の本を楽しみながら進めていくスタイルでは重要なことです。

なので分からないところが出てきたときに難しい顔をして考えこむのではなく、分からない部分にこだわらずに読んで楽しみましょうという手法です。

読み飛ばすことでストーリーが分からなくなってしまった場合は、読むのを中断しても構わないのです。

つまらなくなったら止める

前の項目にもつながる部分ですが、読んでいて楽しくない場合はその本を読むのはストップすればいいとしています。

「つまらなくなったら止める」も、ストーリーを楽しむのが根底にあるSSS式多読ならではの原則です。

「せっかく買って読み始めたのだから」という思いもある方も多いでしょう。

しかし英文は読めるけど、「面白くない」「ワクワクしない」場合は、スパッと読むのをやめて違う本に移りましょう。

どういった本を読めばいいの?

では、どういった本を読めばいいのでしょうか?

基本的にはどんなものを読んでも大丈夫です。

SSS式多読ではGrated Reader(以下GRと表記)と呼ばれる英語学習者のレベルごとに英文に使われる単語や文法事項を制限した本を利用することを推奨しています。

GRは英語学習者が辞書なしでも楽しめるように、文字がほとんど書かれていない絵本レベルから大人向けのペーパーバックを読む直前くらいレベルの方までといった幅いろいレベル、そしてジャンルが用意されています。

主なGRシリーズは下記の4つです。

Penguin Readers
Oxford Bookworms
Macmillan Guided Readers
Cambridge English Readers

どのレベルの本を読めばいいのか

英検1級合格者であろうと初心者であろうと、誰でも一番易しいレベルからスタートすることをおススメします。

スタート直後から失敗をせずに、多読3原則に沿いながら進めていきやすくするためです。

レベルゼロだと基本英単語300語で書かれているので、中学校レベルを終了している方なら1冊5分もたたずに読み終えてしまいます。

それがイイのです!
スルスルと読める感覚と、1冊読み終わったぞ!という成功体験が次の新しい1冊を手に取る原動力になりますから。

読み終わったレベルが簡単であれば1つ上のレベルにチャレンジしましょう。

レベルを上げてみて「難しいから終わりそうにない」と感じたら、元のレベルに戻って複数冊読みましょう。

またレベルを上げて難しい本を読むことに疲れていたら、易しいレベルの本に戻ってきてスルスルと読める喜びを味わい、また難しいレベルに戻るのもいいですよ。

ご参考までにMacmillan Guided Readersでレベル別にどれくらい英文の難しさが異なるのか、写真にしてみました。

レベル1からレベル4までを順番に並べてあります。

GR Level1 GR Level2 GR Level3 GR Level4

SSS式多読では本のレベルを読みやすさレベルとしてYL表記をしています。

中学校1年生1学期終了くらいでYL0.3に相当します。

YLレベルを参考にして本を探すがこの英文多読の主流だと思いますが、ぴったりとくるYLレベルの本を探すのは結構面倒です。

また近くの図書館の蔵書によってはなかなかGRシリーズが豊富にそろっていない場合もあるかと思います。

なので、私はGRシリーズをメイン1社に絞り込んで読んでいったほうが分かりやすいと思います。

例えば私の場合は近くの図書館がPenguin Readersシリーズをメイン蔵書していたので、Penguin Readersシリーズでレベルをいったりきたりしていました。

メインのGRシリーズを決めてしまうことで、自分の成長度合いが非常に分かりやすくなります。

とにかくいろんな種類の本が読みたいという方は、多読ステーションというサイトでReadingベンチマークという検索機能を使って自分にピッタリのレベルを探すのもよいです。

英文多読のデメリット2つ

weakpoint
ここまで多読のいい点をご紹介しましたが、デメリットとはなんでしょうか?

・時間がかかる
・読書好きではない人には苦痛

時間がかかる

英文多読は基本的には辞書を引かないスタイルであることは先にお伝えしました。

未知の単語も何度か本の中で出会っていく中で「こういう場面でこういう風で使うからこういう意味かな」と推測し、徐々に把握をして覚えていきます。

辞書を引けばすぐに分かることも時間がかかる場合があります。

長い英文を読むことに慣れていないうちは、本を読むことそのもので時間がかかるでしょう。

読書好きではない人には苦痛

これはデメリットというよりは、読書が嫌い・苦手な人には向いていない学習方法ですのでこういったタイプの方は多読は取り組まないのも手かもしれません。

気軽に英文多読を続けるために図書館を利用

図書館

英文多読をするためには、読みたい本がたくさんあることが必須です。

GRを買うと新品であれば1冊800円近くするので、買い続けるのは難しいのではないでしょうか。

多読に使えるお金なんてそれほどないから無理っ!と思わなくても大丈夫です。

実は公立の図書館で英文多読コーナーが設置されてGRを揃えいるところが増えてきているんですよ!
まずはお近くの図書館に英文多読コーナーがないか確認をしてみましょう。

多読コーナーがある図書館は「多読図書館一覧」サイトで確認ができます。

図書館によっては内容が古い倍があるので、実際に対象の図書館にいって蔵書数なども確認するほうが良いです。

私が住む愛知県は実は英文多読に力を入れている図書館が他の地域に比べてとても多いです。

その中でも抜群の蔵書量なのが、豊田高専付属の図書館

「多読の聖地」と勝手に私が名付けました!
こちらは学校の授業で多読をいち早く取りいれたこともあり、とてもSSS式英文多読手法に力をいれている場所です。

ここにない英文多読本はないと言えるほどでしょう。

最寄り公立図書館に英文多読コーナーがなかったり、蔵書数が少ない場合は「相互賃借制度」を使いましょう。

普段使っている図書館に読みたい本がなく、別の図書館に蔵書されている場合に無償もしくは有償で普段使っている図書館経由で借りれる制度です。

どこの図書館に蔵書があるのかも図書館が調べてくれます。

公立図書館以外に、大学などの図書館も検討してみましょう。

大学の図書館は手続きさえすれば一般の人も利用ができるところが多いです。

図書館や書店などで英文多読入門セミナーなども開催されており、これから初めてみようという方はこういったものを利用するのもよいですよ。

英文多読本GRオススメ本

英文多読本を600冊以上読んだ私が特に気に入った、おススメの英文多読本GRを紹介します。

オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)シリーズ

オックスフォード・リーディング・ツリーは、イギリスで80%の小学校で採用されている、「国語」の教科書です。

レベルはstage1~9まであります。

一番最初に読んだのは「Library」1語だけが文字として登場し、他は図書館の様子が描かれているものでした。

stage9までくると7000語を超える長さになります。

ステージが上がるごとに収録語彙数、ページ数が徐々に増えてくるので自分の成長を感じやすいところも良かったです。

ストーリーは主人公キッパー少年とその家族の日常生活のお話で、最後にオチがつく話が多く、クスッと笑える話が多いです。

マジックツリーハウスシリーズ

マジックツリーハウスシリーズは、アメリカでシリーズ1億冊以上売れている超人気作品で、映画化もされています。

マジックツリーハウスシリーズは翻訳もされていて日本語でも読むことができるので、ど~しても日本語がないと不安という方に向いているかもしれません。

また魔法や冒険的なお話が好きな人は結構ハマりやすいかもです。

ハリーポッターが好きな人はいけそうです!

こちらはオーディオブックもあり、耳で読書する「耳読書」にもいいシリーズです。

逆に私が苦手なシリーズもご紹介します。

オックスフォード・ブックワーム・シリーズ

オックスフォード・ブックワーム・シリーズもGRシリーズで、レベルは7段階あります。

因みに一番難しいレベル6で英検1級相当です。

このシリーズが苦手な理由は、1冊手に取ると分かりますよ~。

他のGRシリーズに比べて収録文字数が多くのです。

他のシリーズで同じレベルのものでも本の厚みが異なります。
マクミランとオックスフォードブックワームシリーズでどちらも一番最初の初級レベルの厚みを比較してみました。

GR比較

どうですか?厚みがかなり違うことが分かります。

また取り扱いされている内容が古典や戯曲だったりで、私個人的に面白くない…。

挿絵が古臭くて可愛くない…。

写真は一番最初レベルの本の抜粋ですが、英文も他のGRシリーズに比べて多く、しかも挿絵が不気味…な様子が分かるかと思います。

私は苦手なシリーズですが、多読好きな友人はこのオックスフォードブックワームシリーズが大好きです。

各レベル30冊づつ読んでいくとうまい具合にレベルアップできる、と豪語しています。

あくまでも好みの問題だけですので、まずは手に取ってみてご自身にあっているかどうか確認してみてください。

最後に絶対に読んで欲しい1冊を紹介します。

Fly Away Home



ペンギンリーダーというGRシリーズの1冊です。

「グース」という映画にもなっています。

ネタばれしたくないのであえて内容は書かないでおきますね。

GRは子供向けの物語ばかりでつまらない!とイメージをしている方にこそ読んで欲しいです。

語数制限がありながらも、これほどまでに表現できるなんて…と感じます。

tomoko
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実は…600冊以上読んだGRの中で、私が一番感動した本です!

まとめ

tomoko
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英文多読は何から始めればいいのか、100万語を読んだ私が、その英文多読の始めたとしてまとめてみましたがいかがでしたか?

英文を返り読みをせず、そのまま頭から理解をして読んでいく力をつけたい方には、この英文多読をおススメしています。

たくさんの本があったほうが取り組みやすいのですが、公共の図書館などを利用することでほぼ無料で取り組めます。

読書好きの方なら楽しみながら取り組めるので、ぜひチャレンジしてみてください。

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