リスニング力を伸ばすならたくさん英語を聞いたほうがいいと言われたけど、何を聞いたらいいのか迷うことありませんか?
無料で気軽なアイテムでは、CNNやBBC、VOAなどのニュースサイトを活用する方法があります。
私もリスニング力強化のためにたくさんの英語を聞こうと、易しいニュース英語の代表サイトであるVOA Learning EnglishやBBC Learning Englishを活用したことがあります。
でも長くは続きませんでした。
ニュースの内容に興味もなかったし、いちいちダウンロードしてスマホに入れるなどの下準備をするのが手間だったこともありすぐにやめてしまいました。
Podcastなら利用しやすかな?と思いやってみたことがありますが、番組が長すぎたり、ネイティブの容赦のないスピードに圧倒されて内容が分からずストレスを抱えてしまい結局もれも長続きしませんでした。
しかし、Audibleというサービスを使い始めてから、隙間時間に英語を聞き流しするができいわゆる「多聴」を楽しむ習慣ができました。
今日はそのAudible(オーディブル)を利用した効果的な英語学習法についてまとめました。
Audibleを利用することで、英語をシャワーを浴びるように聞くことがストレスなくできる環境づくりができます。
特にリスニング力を伸ばしたい方、隙間時間に効率よく学習をしたい方に読んでいただきたい記事です。
Audible(オーディブル)とは
Audible(オーディブル)とは、Amazon提供によるオーディオブックサービスです。
オーディオブックとは耳で読む本のことです。
時間を効果的に使いたいライフハックの1つで、通勤中に耳で読書をしようと話題のサービスです。
毎月1500の会費を支払うと、オーディオブックと交換ができるコインがもらえます。
このコインは商品価格がいくらであろうと1コインで1つのオーディオブックと交換ができます。
上の写真ではAudibleは4200円と価格表示されていますが、これも1コインで交換ができます。
逆に1500円以下の本と交換をする場合でも1コインで1冊交換なので、損をした気分になります。
ちなみに2冊目からは定価の30%オフで購入可能です。
耳で読書するメリット
耳で読書するメリットは、通勤中や家事の最中にとながら勉強ができ隙間時間を効果的に活用できることです。
かつては「耳読書」という言葉で、金井さやか先生がこのオーディオブック活用の有効性を説いていました。
英語で「耳読書」を楽しむうちに・・・
英語が英語のままイメージできるようになった。
英語が口から自然と出てくることが増えた。
英検1級に合格し、TOEICで990点(満点)を取った。
人とのコミュニケーションや、自分の気持ちのコントロールがうまくなった。
生活で、仕事で、自分のやりたいことが次々と実現するようになった。
これはすべて、私に起こったことです。
参照元:耳読書とは?https://www.english-box.com/mimidokusho/
多読で得られる効果と同じものが得られそうです。
たくさん英語を聞くコンテンツとしては、CNNやBBCなどの無料のニュースサイトを利用すればいいのかもしれません。
しかしニュースばかり1時間にわたり聞く行為を続けられるでしょうか?
Audible(オーディブル)では、ベストセラー洋書の音声を聞くことができます。
つまり、楽しいからついつい話の先が気になってしまう、そんな本を聞くことでリスニング力を伸ばすのに使えるサービスなのです。
ただしながら聞きをたくさんするだけでは英語力は伸びません。
多読するときには精読することが必要なように、内容を把握しながらしっかり聞く作業「精聴」も必ずしましょう。
Audible(オーディブル)ならではのメリット5点
洋書のラインナップが充実
音声がダウンロードでき、オフラインでも利用可能
会員特典がある
返品ができる
退会後も購入した商品は聞くことができる
たとえAudible有料会員を辞めてしまっても購入した商品はアカウントがあるかぎり、いつでも聞くことができるのは最大メリットと言えます。
Audible(オーディブル)の残念な点2つ
英語のレベル表示がなく自分にあったレベルの商品が探しにくい
聴き放題サービスではない
1か月に1コインのためもっと聞きたい人には、お悩みの部分になります。
英語学習初心者には、どれが自分に適したレベルのものか探しにくいのもデメリットと言えます。
初心者はAmazonのサイトでレビューを見たりある程度欲しい商品の絞り込みをしてから、Audibleサイトでお試し聞きをして読まれるスピードを確認してから購入をするとより安心でしょう。
他のオーディオブックサービスとの比較
オーディオブックサービスでは、日本ではAudiobookさんが有名です。
また海外ではScribdという人気サービスがあります。
Audible、audiobook、Scribdの3社を比較してみて、結論はやっぱりAudibleが一番安心して利用できるサービスと分かりました。
audiobook(オーディオブック)
日本語のビジネス書ラインナップは豊富ですが、残念なことに洋書のラインナップはありません。
英語学習本のラインナップもあるが、そもそも人気商品ではないものばかりです。
聴き放題プランや、ポイント制プランがあり利用度合いにあわせて選べるところが便利です。
NHKの語学講座音声も購入ができます。
日本語のビジネス書を聞くのが目的で、ついでにNHKの語学講座や英語教材の音声も気軽に聞きたいタイプにおススメのサービスです。
無料体験期間が30日あり、この期間は聞き放題なのでぜひ登録をしてラインナップが自分に適しているのか確かめてみましょう。
Scribd
1000円程度(会費8.99ドル)で音声だけでなく、本や雑誌も読むことができるいわゆる聞き放題・読み放題のサービスです。
1冊だけ聞くだけではなく洋雑誌も読みたい、洋書も読みたい中級者以上におススメのサービスです。
ですが、初心者にはあまりおススメできません。
Scribdの中にはPDFでベストセラー作品を不正にアップロードしてしまっていたり、全ての商品が法規的にクリーンなものとは言い切れません。
また海外のサービスなだけに、HPも含めすべてが英語で表記ですし、何かトラブルが発生してカスタマーサポートに連絡をする際ももちろん英語力が必要です。
以上のことからScribdはコスパの面ではAudibleに勝るサービスですが、トラブル対応などを考慮すると中級者以上におススメしたいサービスです。
レプトンリーディングファーム
英語学習を始めたばかりで子供向けの洋書といっても、かなりの初心者向けがいい!という方には多読サービスのレプトンリーディングファームを利用する方法もあります。
レプトンリーディングファームは子供向けのデジタル本読み放題のサービスですが、本には必ず音声もついてくるので聞き放題のサービスとしても利用できます。
ただし音声だけのダウンロードができないので、耳で読書をするスタイルには向いていません。
Audible(オーディブル)の始め方
Amazonが提供するAudible(オーディブル)の始め方は、公式サイトでAmazonのアカウントでサインインするかアカウントを新しく作ります。
オーディオブックの購入はスマホのアプリからではできません。
なのでAmazonサイトあるいはAudibleサイトで購入をします。
Amazonのサイトでは1コインボタンを押すと、購入できます。
まちがってCD購入ボタンを押したり、Kindleバージョンのボタンを押さないようによく確認しましょう!
Audibokeのサイトではこんな感じです。
因みに最初の30日間は無料で利用ができます。
無料期間内に解約をした後も、この無料期間内に利用したオーディオブックはいつでも聞くことができます。
すでに1コイン使ってしまって残りのコインがない場合は、定価ではなく会員価格の値引きされたお値段で購入できます。
Audible(オーディブル)のアプリ使い方
音声はパソコンでも聞くことが可能ですが、スマホのアプリを使って「ながら聞き」をするのが私のおススメです。
ダウンロードの仕方はとても簡単です。
スマホアプリを立上、Amazon.co.jpのアカウントを入力してログインします。
ログインをすると、先にAmazon等のサイトで購入手続きをした作品がうっすら写ります。
ダウンロードボタンを押すと音声のダウンロードが始まります。
データ量が多いので、自宅などでダウンロードをするほうが安心です。
再生速度も調整できるし、聞きたい章へ一発で移動も可能です。
地味に便利なのはスリープ機能です。
自分のレベルにあった本を選ぶコツ
Audibleのサイトを見るとその作品の多さに圧倒されると思います。
しかもベストセラーにあがっているのは、まさにベストセラーの洋書!
読んだこともない洋書を聞いても分からないよ~!と焦ってしまう方もいることでしょう。
そういうお悩みは、当然私も同じお悩み持ってますからご安心を♪
いくつかのポイントを押させて本を選べば大丈夫です。
日本語訳本があり先に読んでから聞けるものを選ぶ
子供向けの本を選ぶ
この2つのポイントを押さえおけば、内容が全く分からないなんてことはありません。
子供向けの本はど~しても苦手な方は、比較的易しい英文である自己啓発本を選ぶとよいでしょう。
使わなかったコインは翌月以降に持ち越し可能
毎月1コイン支給されますが、このコインは翌月以降6か月以内であれば持ち越し可能です。
忙しくて聞く暇がないときや、気に入った商品が見つからない場合は、使わずに貯めておくのもよいでしょう。
あるいは、洋書にこだわらずに日本語の本に交換するのもストレスが少ないですね。
月替わりで洋書、日本語と順番にコイン交換してみるなど、自分のレベルや生活リズムに適した利用をしていきましょう。
とにかく積読…ではありませんが聞かずにそれっきりになるのが一番もったいです。
逆にもっと聞きたい!という方は、たとえば他のサービスが会員特典として提供しているオーディオブックサービスを利用するのもありです。
例えば、オンライン英会話サービスのネイティブキャンプでは、読む・聞くコンテンツとしてたくさんの易しい英語素材の利用が有料会員であればタダで利用可能です。
スピーキングも練習したいけど、多読多聴もしたい方にはネイティブキャンプはおススメできます。
ただしAudibleほど万全のサービスではありません。
あくまでも英語学習者を対象にしたサービスなので、英検準1級以上を狙う方に適したレベルは多くはありません。
またちょっと古めの物語だったり、ニュース素材の切り売り的なものが多いので、ちょい足しサービスとした位置づけになります。
返品の方法
Audibleでは購入後365日以内であれば、返品をすることが可能です。
Audibleのサイトにいって、返品ボタンを押すだけです。
全部聞いてしまってからの返品も可能ですが、人としての正しい判断で行動をお願いします。
何回返品できるか実際に検証をされた方がおり、その方は19回目で返品操作ができなくなったとコメントをしていました。
しかしこのように意図的に返品をするのはルール違反なので、やめましょう。
解約の仕方
Audibleのサイトにいって解約ボタンを押しましょう。
必死に解約を引き留めるようなメッセージはでませんが、3か月程度半額750円でのオファーが出るかと思います。
個人的には利用してもいいと思うオファーです♪
解約後もアカウントを削除しない限りは、それまでにコインと交換した作品はいつでも利用可能です。
なので、アカウントは削除しないほうが絶対におススメです。
初心者におススメの作品
初心者でも楽しめる作品としては、私はマジックツリーハウスシリーズが超超超おススメです。
初心者向けの作品定価では1500円未満のものも実はあります。
それでは損した気分になりますよね?
しかしマジックツリーハウスのコレクションシリーズを選ぶと、この損した気分にはなりません。
しかも10時間近くあります。
英文の速さは、子供向けとはいえとってもナチュラルです。
しかも朗読者はプロ方が臨場感たっぷりで読み上げてくれるので、最高の聞きごこちはです。
冒険ものが好きな方、ハリーポッターが好きな方は間違いなく好きになるシリーズですよ♪
マジックツリーハウスシリーズは内容そのものがワクワクするので次が聞きたくなる作品です。
しかも多読本シリーズを設置している図書館なら、日本語訳バージョンも洋書バージョンもあるので、ど~してもリスニングできなかった場合に図書館の本を利用して答え合わせができる商品と言えます。
注意したい点はマジックツリーハウスで検索するといろいろでてきていしまいまさに洋書1冊だけ音声という商品もあるので気を付けましょう。
下の写真は同じ9巻から16巻の音声が収録されている作品なのに、なぜか収録時間量がかなり違います。
どの話が含まれる商品なのか?音声時間はどれくらいあるのか?を確認してから、購入ボタンを押すようにしましょう。
マジックツリーハウス以外におススメな商品です。
Nate the Greatシリーズも図書館の多読本コーナーに設置していることが多い作品です。
こちらは魔女の宅急便です。
聞いていてホッコリする、こちらも有名な「ふたりは友達」です。
おススメではない商品
おススメできない商品はもちろんあります。
いわゆる英語学習教材は、私は個人的におススメしていません。
このような英語学習教材は普通の本についている付属のCDに収録されている音声だけがAudibleのコインと交換となります。
つまり肝心なテキスト部分が一切ありません。
これなら普通の紙の本やKindleで電子本を購入し、音声は付属のCDなどを利用したほうが便利です。
まとめ
耳で読書をするオーディオブックサービスのAudible(オーディブル)について、まとめました。
リスニング力を伸ばしたい方、隙間時間で勉強をしたい方におススメしたいサービスです。
初心者でも楽しめる作品もあるので、一度無料登録で使い勝手を確かめてくださいね♪
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